令和４年１２月１１日（日）に、長崎県の長与町で開催された「月亭方正独演会」に行ってきました！
チケットが偶然手に入ったので、ちょっと不安もありながらも家族３人で参戦。
初めて落語を生で聞きましたが、本当に面白くて感動しました。
なので、この記事では
- 独演会で感じた落語の魅力や面白さ
- 月亭方正が落語初心者におすすめの理由
について書いていきます。
落語なんて聞く機会ない
古臭くてつまらなさそう
というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、１度は聞く価値ありですよ！
月亭方正＝山崎邦正
今回、独演会をされた「月亭方正」さんについて簡単にご紹介します。
月亭 方正（つきてい ほうせい、1968年2月15日 – O型）
落語家よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪本部所属。
本名・旧芸名：山崎 邦正（やまさき ほうせい）。2013年1月より芸名を本名・山崎邦正から、高座名「月亭方正」に改名。
40歳を迎える直前に落語に出会う。
こんな面白い芸能が日本にあったのかと落語に目覚めたという。その後、「聞くだけでなくやってみたい」と考えるようになった方正は、本格的に落語の勉強を始め、月亭一門に入門。
お笑い芸人から落語の道へ転身を果たし芸人として培ってきた“笑いのエッセンス”を散りばめながら、磨き上げた古典落語の世界を、全国の皆様にたっぷりとお届けしている。
月亭方正ホームページ
知っている人も多いかと思いますが、お笑い芸人の「山崎邦正」さんが、2013年より落語家「月亭方正」として活動されています。
山崎邦正さんといえば、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の印象が強いですよね。大晦日にお尻を叩かれているあの人です。
テレビでは見たことあっても、落語をしているところは知らないかもしれませんが、正真正銘の落語家さんです。
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月亭方正 落語道
演目
- 月亭柳正
月亭方正さんのお弟子さんによる一席。前説、前座といった感じです。 - 月亭方正
待ってました、真打登場！小噺と落語を一席。
「テレビで見た山ちゃんだ！」とテンションが上がってしまいました。（素人丸出し）
落語では、「半沢直樹の倍返し」のネタを披露してくれました。 - 豊来家玉之助
「色物」として太神楽を披露。傘回しや獅子舞は縁起物だそうです。
NHKの朝ドラ「わろてんか」の演技指導もされていた大ベテランです。 - 桂かい枝
ベテランの落語家さんによる一席。小噺も落語も大爆笑で会場が大いに沸きました。これがプロの技か！と感動すら覚ええるほど。
英語での落語に挑戦されるなど、幅広く活躍されています。
桂かい枝ホームページ - 月亭方正
締めはやっぱり方正さん。本人お気に入りという古典落語「しじみ」を披露。
20分ほどの話でしたが、どんどん引き込まれあっという間でした。そして、オチは鳥肌もの。
ありがとう山ちゃん！いや、方正師匠！
落語の魅力
独演会で感じた落語の魅力や面白さについて語っていきます。
とにかく笑える、楽しい
１番はこれです。私はずっと笑っていました。（そんなにゲラではないのですが）
落語もですが、間に入る小噺も皮肉がきいて面白いです。
「次はどんな話をしてくれるんだろう」とワクワクしながら聞くことができます。
約２時間半の公演時間でしたが、たっぷり笑ったのでストレス解消になります
プロの話芸の迫力
当然ですが、落語家は人を笑わせる話をするプロです。
さまざまな表情の変化や独特の擬音、体の動きはとても迫力があり、どんどん話に引き込まれてしまいます。
聞き手の心を掴んで離さない、それがなぜか心地がいいという不思議なパワーを感じました。
映画や本にはない独特の面白さ
落語は１人で何役も演じます。扇子１本でさまざまなものを表現し、音（擬音）は口から発せられるたため、聞く側が想像力を働かせる必要があります。
映画のように直接伝わるものではなく、しかし本のように活字からすべてを想像しなきゃいけないということもない、落語独特の面白さがあります。
自分で想像するのは大変そうだなと思われるかもしれませんが、落語初体験の私にはとても新鮮なエンターテイメントに感じました。
チケットが安い
今回のチケット代は2,00円です。公演時間は約２時間半くらい、安いです。
演芸場の料金も、3,000円くらいが相場。
・浅草演芸ホール
⇒大人3,000円（18時以降は割引）
・池袋演芸場
⇒大人2,800円（さまざまな割引あり）
2時間の映画が1,800円くらいと考えれば、気軽に行ける料金ですよね。
月亭方正が初心者におすすめに理由
落語初心者でもわかるネタ
今回の披露されたネタ「半沢直樹の倍返し」「しじみ」は、話の「フリ」と「オチ」が分かりやすく初心者向きだなと感じました。
登場人物も2，3人なので、混乱したり途中で分からなくなるということもなかったです。
方正さんの話は、落語初心者にはとても好評のみたいですね。
バラエティー番組のイメージを払拭する真摯な語り口と、丁寧な落語が評判となり、「今まで見た落語家で一番おもしろかった」「語り口も素晴らしいし、初心者にも入りやすい」「話し方がとても上手」等、称賛の声が多く寄せられている。
月亭方正ホームページ
しゃべり方もまくしたてるような早口ではなく、こちらに語り掛けてくる親しみやすさがあったので、安心して聞くことができました。
知っている人の話は聞きやすい
まったく知らない人がしゃべるより、少しでも知っている人の話のほうが頭に入ってくるなと感じました。
「月亭方正＝山崎邦正」ということは多くの人がご存知かと思います。テレビでも見たことありますよね。
初心者の人は、お気に入りの落語家さんはいないと思いますので、まずは顔を知っている人から始めるとスムーズです。
誤解されがちな落語のイメージ
敷居が高い？⇒普段着でOK
日本の伝統芸能は庶民には敷居が高いイメージがありますが、落語に関してはそんなことはありませんでした。
普段着（パーカーにジーンズ、スニーカー）の人ばかりで、着物を着たり正装をしている人はいなかったです。
堅苦しい雰囲気もありません。
最低限のマナーさえ守れれば、誰でも気軽に行けますよ。
落語を聞いたことがないと楽しめない？⇒事前準備一切不要
これまで私は１回も落語を聞いたことがなく、予備知識もない状態でしたが、十分楽しめました！
「プロの面白い話を聞いて笑いたい」という素直な気持ちだけ持っていきましょう。
若い人には伝わらない？⇒プロの技、すごいです
落語家は話１つで多くの人を笑わせるプロです。
年齢を重ねて人生経験があるから笑えるという話もあるかもしれませんが、決してそんな話ばかりではありません。
プロの練りに練られた話はやっぱり面白いです。若い人でも楽しめるポイントをちゃんと用意してくれています。
ちなみに、妻と弟（３０代前半、２０代後半）と一緒に行きましたが、２人ものウケてました笑
まとめ：落語は聞く価値あり！
今回初めて落語を体験しましたが、本当に楽しめました。
スキマ時間でもいいので、１度聞いてみてください
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また、機会がある人は生で聞いてみてください。
プロの話芸、すごいですよ！
月亭方正さんは、全国各地を周っています。
お近くで開催されるなら是非！
