- 人間関係がうまくいかず、人と接するのが怖い
- 一生懸命にやっていることが、誰にも理解してもらえない
- 自分に自信が持てない、価値がないと感じる
このような悩みを抱えている人は多いかと思います。
ここで、問題なのは、こういった悩みを「誰にも相談できない」ということではないでしょうか。
恥ずかしく言えなかったり、
話してもどうせ理解してもらえないだろうと感じたり。。。
そんな、自分の中にため込むしかないお悩みを、正面から受け止めてくれる本をご紹介します。
きっと、あなたのチカラになってくれるはずです。
<自分の小さな箱から脱出する方法>
この本が教えてくれること
- 人間関係の問題の原因は、自分にある(自分次第で改善できる!)
- 自分の感情に背く(嘘をつく)ことで、自分の課題・問題が見なくなる
⇒他人を攻撃してしまう - 「自分は他人に何を与えることができるか」を考えることが第1歩
この本は、「Google」や「Microsoft」となど、さまざまな有名企業の研修でも参考にされて研修でも参考にされているもので、
「人間関係」について考えるなら、まずはこの本!
といえるほど、長きに渡りベストセラーになっています。
(入手困難な時期もあったとか。。。)
この本は『人間関係を悪くしている原因と、その改善策』が、シンプルに書かれています。
もう少し、平たくいうと、
「自分にも問題があるのに、それを認識できていない(目を背けている)」
ということです。
ゆがんだ自己意識、過大すぎる自己評価ともいえます。
これがタイトルにある<小さな箱に入っている状態>というわけです。
小さな箱に入っている=自己欺瞞
では、自己欺瞞とは具体的にはどのような状態のことなのか、仕事での人間関係を例に考えてみましょう。
仕事で成果が出ない、正当な評価をされていないとき、
こんなに一生懸命頑張っているのに!成果が出ないのは、周りが頑張っていないからだ!
なんでこんな評価が低いんだ!上司は何もわかっていない!
そう思うことありますよね。
お気持ちよく分かります。というか、昔の私そのものです。
しかし、実はこの考え方こそ、「自己欺瞞」なのです。
「原因→自分」と考えてみる
自己欺瞞のことが少しわかったところで自分を振り返り、考え方を変えてみましょう。
- 自分の仕事に問題はなかったか(周りに悪影響を与えたりしていないか)
- 上司の目にとまるような実績、仕事ができていたか(自己満足で終わっていない
「問題の原因→自分」と考えることが、第1歩です。
周りについて考えるのは、ずっと後でいい。
自分が悪いって、思うのは苦しいな。。。
受け入れられる自信がないよ。。。
確かに、いきなり、意識を変えることは難しいです。
ですが、この本では何から始めればいいのか、うまくいかないときの対処法などを、段階的に教えてくれます。
まずは、できることから始めてみましょう!
また、生徒と先生の会話として話が進んでいくので、自分を生徒に置き換えながら読むことができます。
ただ、書いていることは理解できても、実践することは難しいことも多くあります。
なので、あまり焦らず、日常の些細なところから改善していきましょう!
少しずついい方向に変わっていることを、実感できるはずです。
<非属の才能> 山田玲司
この本が教えてくれること
- 「普通」「常識」「流行り」の外にこそ、自分の才能が眠っている
- 同調圧に屈すれば、思考停止が始まる。他人に合わせても、報われることはない。
- 人の評価を気にせず、自分なりの努力を続けることで、才能が開化する
「みんなと横並び」=協調性がある、人として素晴らしい
という教育を受けてきた私たちにとって、
「人と違うこと」は悪であり、恐ろしいことという刷り込みがあるかと思います。
しかし一方で、
自分だけ何か違う。。。
周りの考えが理解できない。。。
と感じることはありませんか??
そんなあなた、、、
おめでとうございます!
あなたには<非属の才能>がありますよ!
いきなりすみません。。 ひかないでくださいね。
「どこにも属していない感覚」こそが、実は自分の才能や魅力であり、自分らしい人生を送るのに最も必要なものなのです。
思考停止せず、本当にやりたいことをやろう
次のことを考えてみください。
- 行列の出来ているお店は、みんなおいしいと思っているから安心だ
- みんなが持っているブランド品が自分も欲しい
- 非効率な仕事のルールだけど、みんな何も言わないからこれでいいんだ
「いや、、わかる、、けど、、、んー、、、」
ちょっと引っ掛かりませんか?
この違和感はとても大切な感覚です。
みんなと同じでも別にいいじゃん!
目立つことをすればカドが立つから、しょーがない。。。
という気持ちはよく分かります。
確かに、みんなと同じようにしていれば、傷つくことはないですし、恥もかかないでしょう。
しかし、そんなことを続けていれば、
自分が本当にしたいこと、本当に欲しいものが、どんどん分からなくなっていくのです。
みんなと同じ=思考停止であり、最終的には、自分の人生を生きれなくなる
という危険があるということに、私たちは早く気が付かなくてはいけません。
同調圧に負けず、自分が本当にしたいことをやってみましょう!
私の場合は、
- とにかく読みたい本を読みまくる
- 家族(妻と娘)と、必ず晩御飯を食べる
これだけをとにかくやってみましたが、本当に人生が変わりました。
そんな単純な。。。
と思われるかもしれません。
しかし、たったこれだけのことをきっかけに、今までよりも、主体的に自分の人生を歩めるようになり、
「ほかにも様々なことに挑戦したい!」と考えるようになりました。
ちなみにこのブログを書くようになったのも、挑戦の1つです。
あなたの中に眠る<非属の才能>は何ですか?
その先にある、「本当にやりたいこと」は何ですか?
この本を読みながら、少しずつ考えてみてはいかがでしょうか。
<自分を嫌うな> 加藤諦三
この本が教えてくれること
- 自分を嫌いなまま努力しても、人からは好かれない
- 本来の力を発揮できなのは、自分への期待値、目標が高すぎるから
- 自分の気持ちに嘘をつき、抑圧してしまうことで、自分に失望するようになる
- 他人の評価≠自分の価値。他人を喜ばせる必要はない
「今、楽しいですか」と聞かれて、
「。。。。」となってしまう人に、是非読んでほしい1冊です。
「自分に自信を持って仕事ができているぞ!」
そんな人が、いったいどれだけいるのでしょうか。
でも大丈夫です。
この本を読むことで「自分の価値」を正しく認識し、自分に自信を持つことできるようになります。
自信持つなんてそもそも無理だよ。。。
自分は大した人間じゃないから
そう思う気持ちは、よく分かります。
しかしここで諦めてしまっては、本当に人生損してしまいます!
自分の気持ちに嘘をつかない
「自分の価値」を下げてしまう要因の1つに、「自分を抑圧する」ということがあります。
簡単にいうと、「自分の気持ちに嘘をつく」ということです。
例えば、このようなケースです。
- 本当は家族と食事がしたかったけど、上司に飲み会に誘われたので断れなかった。
- 「仕事していない」と思われるのが怖くて、早く帰りたいけど仕方なく、残業してしまった。
周囲と調和をとることも大切
社会にでればこれくらい当然だよ
確かにそうなのですが、
しかし、これでは他人からの期待には応えることができても、自分自身の期待には応えられていませんよね。
そうやって、
自分自身の期待を裏切り続けていると、段々、自分の素直な気持ちが見なくなっていきます。
そして、最終的には「自分の価値」を正しく認識できなくなってしまうわけです。
じゃあ、何から始めればいいか。。
些細なことからでいいので、
自分が純粋に楽しいと思えること、心からやりたいことを何か1つやってみましょう!
私の場合は、
- とにかく読みたい本を読みまくる
- 家族(妻と娘)と、必ず晩御飯を食べる
これを実践しています(前述しましたね笑)
いきなり、自分に自信が持てるようになったぞ!ということはないのですが、
「自分の人生を生きている」という実感は少しずつ持てるようになりました。
正直これは、大きな変化だと感じています。
- 周りのために、全力で尽くしてきたあなた
- いつも自分を犠牲にしてきたあなた
そろそろ、自分の人生を歩み始めてもいいのではないでしょうか。
まとめ:自分の気持ちに正直に生きる
今回ご紹介した本が教えてくれるのは、自分の気持ちに正直に生きることの大切さです。
中には、自分に嘘をつくことがクセになってしまっている人も多いのではないでしょうか。
恥ずかしながら、私もその1人です。
ご紹介した本は、単なるキッカケでしかありませんが、まずはカンタンなことから始めてみましょう!
そして自分の人生を取り戻していきましょう。